秋の衆議院選挙に、東京10区から立候補する渡辺てる子さん。
都議会議員選は、「れいわ新選組」には不本意におわってしまった。でも、いつまでも弱っていられない。体制を立て直して、秋の衆議院選挙に備えなければならない。
「れいわ新選組」の街宣は、毎日見ていた。立候補してくれたふうさわ純子さん、山名かなこさん、末武あすなろさん、みんなはじめての挑戦をがんばっていた。山本太郎が3人いたらいいのに‥‥とおもうけれど、ひとりしかいない。それでも、3人のあいだを走り回っていた。
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7月3日の街宣最終日。午後8時でマイクを切らねばならない最後の最後に山名かなこ立候補者に「通りすがりの応援弁士」(山本太郎曰く)の応援演説があった。それがすばらしかった。脇で聴いている山名かなこさんは、涙ぐんでいるように見えた。
山本太郎代表が、メディアの刷り込みもあって、なかなか理解がひろがらない「積極財政」を、なんとか聴衆にわかりやすく説明しようとすることに時間をかけるあまり、初期演説の迫力をうしなっているようなところがあった。
本家・山本太郎を超えるような強烈な応援演説をおこなったのは、渡辺てる子さん。
シングル・マザーで2児を育てた。派遣労働などをしながら、苦労を重ねて生きてきた。2017年には、16年8ヶ月働いた派遣会社を、一方的に解雇されている。
その怒りをぶつけるような魂の演説がYouTubeなどで話題になっています。
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