かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の夜は怪談話で・・・(7月28日)。

中川信夫監督の『東海道四谷怪談』(1959年)。おそらく全映画化のなかで、いちばん怖くて美しい「四谷怪談」の映画。 映画『東海道四谷怪談』の幽霊登場シーン。怖がりのひとは見ないでください。 https://www.youtube.com/watch?v=LtjGiYYY0fM ★ 7月28日、…

今村夏子の小説『むらさきのスカートの女』と深田晃司監督の映画『よこがお』(7月27日)。

7月27日、土曜日。晴れ。蒸し暑い。 数日前から喉が痛く、咳がときどき出る。この日も、マスクをして外出。「角川シネマ有楽町」へ、深田晃司監督の『よこがお』を見にいく。 ★ 早く着いたので、新有楽町ビルのなかにある「ルノアール」で、コーヒーとトース…

ロブ・ライナー監督『記者たち 衝撃と畏怖の真実』を見る(7月14日)。

時間を少し前にもどします。 7月14日、日曜日。曇り時々雨。 川越駅で妻にクルマでひろってもらい、川越スカラ座へ、ロブ・ライナー監督の『記者たち 衝撃と畏怖の真実』を見にいく。 いつもクルマを置く、市役所の駐車場がいっぱいなので、一般のパーキング…

岡田惠和脚本、菅原伸太郎監督『いちごの唄』を見る(7月8日)。

日にちをだいぶ遡ります(笑)。 7月8日、月曜日。 川越を出て、新宿ピカデリーへ、石川静河出演の『いちごの唄』を見にいく。紀伊国屋書店で本を見てから映画館へいく。 ★ 映画『いちごの唄』予告編 2019年7月5日(金)公開 コウタ(古館佑太郎)は、ある七夕…

参議院選挙の日(7月21日)。

7月21日、日曜日。曇り時々雨。 午前、わたしは期日前投票を終わらせているので、妻はひとりで投票へいく。わたしはソファで寝転びながら、ぐうたら読書。 金子文子の手記『何がわたしをこうさせたか』を区切りのいいところまで読み、途中から電子書籍に切り…

安倍晋三と三原じゅん子の政見放送。

まるで下手な寸劇を見ているようです。権力に立ち向かう女性は美しいが、権力にすりよる女性は見苦しい(※個人的な感想です)。 三原じゅん子は、以前「日本には『八紘一宇』というすばらしい思想がある」と国会で声高くいいはなち、会場を凍らせた。 「八紘…

「増税反対!」の女性を排除する(安倍首相の演説中)

「増税反対」と叫び、制止される女性(左から3人目)=札幌市中央区で2019年7月15日午後4時49分、岸川弘明撮影 (上は、毎日新聞の写真とキャプションです) https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190717/k00/00m/010/336000c ★ 札幌の安倍首相の演説中、…

「れいわ新選組」を立ち上げた山本太郎に聞く(7月3日のインタビュー)。

★ 「れいわ新選組」を旗上げした山本太郎が語る意気込み。彼は率直でユーモアを忘れない。 なぜ自由党を離れたのか? 野党協力とは、どう向きあうのか? 消費税を廃止したときの財源はどうするのか? 具体的な数字を示して、山本太郎が語る。 リラックスした…

映画『新聞記者』をめぐる話(のんちさんへのコメント)

こちら、現役新聞記者たちの対談も参考になります。 https://natalie.mu/eiga/pp/shimbunkisha ★ のんちさん、コメントありがとうございます。 のんちさん↓ 私のなかでは、政治には距離をおくひとという印象が強かったsmokyさんが、この安倍政権下における日…

山本太郎と「れいわ新選組」のこと。

山本太郎(敬称略)は、立候補者10人を立てるずっと前から、全国をまわりながら、ひとりで街頭に立ち、自分の考えをいい、集まってきたひとたちの質問にひとつひとつていねいに答える、そういう活動を続けていた。 どこのばあいでも、けっして高みの演説では…

映画『新聞記者』をめぐる対談(「内閣情報調査室」、「権力とメディア」について)。

映画『新聞記者』がヒットしているようです。 この映画でスポットをあてられている「内閣情報調査室」(内調)とは何か? 映画を見た人は、あの閉塞した空間である「内調」に関心をもたれたのではないでしょうか。 その「内閣情報調査室」(内調)に関する対…

ブログのコメントを、新しいものが上にくるように変更しました。

のんちさんのコメントが、途中から新しいものが上に表記されるように変更になりました。 はじめ、抵抗がありましたが、新しくはいったコメントをペイジをめくって下まで見にいくより、いちばん上に表記されるほうが見やすいような気がするので、実験的に変更…

再び韓国映画『金子文子と朴烈』を見る(7月6日)。

7月6日、土曜日。曇り。 「川越スカラ座」で、イ・ジュンイク監督の『金子文子と朴烈(パクヨル)』をやっているとわかったので、妻の運転で見にいく。クルマは、市役所の有料駐車場へ置く。 以前、渋谷で見たときは、金子文子のことを何も知らないで見た。…

ビートルズの日本公演よもやま話〜「ビートルズの演奏は聴こえた、聴こえなかった?」の判定は?

1966年6月29日、ビートルズはとうとう日本にやってきた。いまから53年前だ。 当時あったビートルズの私設ファン・クラブは、ビートルズ来日を嘆願する署名などを集めていたが、強力なツテもなく、実現の見通しはたたなかった。 急激に事態が動いたのは、ビー…

藤井道人監督『新聞記者』を見にいく(6月29日)。

6月29日、土曜日。雨。 「角川シネマ有楽町」へ、藤井道人監督の『新聞記者』(企画・立案、河村光庸)を見にいく。 午後3時10分の回をインターネットで予約。早めに有楽町の読売会館へ着いたが、エレベーターで映画館のある8階で降りると、ひとがごった返し…