かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

マイケル・マゴーワン監督「リトル・ランナー」

【あらすじ】

昏睡状態の母に目覚めて欲しい14歳のラルフは「奇跡でも起こらない限り、目覚めない」と言う医者の言葉に、ボストンマラソンで優勝しようと決意する……。純粋で一途な、時に切なく、時にユーモラスな感動作!!


「ギンレイ通信」より

あまり好きなタイプの映画ではないです。涙涙涙を押しつけられるのもいやですし、最後も予定調和が見えているような気がしますし。こういう感動ものは最近は「どうも」です。

でも、このカナダの監督はその月並みなセンチメンタルを慎重に回避しているようです。見ていて、強引に感動させられました。脇役の配置もうまいなあ。わかっている話を、これだけ見せられてしまうのだから。厳格なキリスト学校の悪ガキが、果たしてマラソンで奇跡を起こせるのか?

きちんと泣かせる映画です(笑)。

●2004年:カナダ映画
●監督:マイケル・マッゴーワン
●主演:アダム・ブッチャー、キャンベル・スコット