かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

フィリップ・リオレ監督『マドモワゼルー24時間の恋人ー』(2001年)


マドモワゼル −24時間の恋人− [DVD]

マドモワゼル −24時間の恋人− [DVD]


サンドリーヌ・ボネールの映画が見たくなり、DVDをレンタル。


これまでに、同じくフィリップ・リオレ監督の『灯台守の恋』(2004年)と、喜劇タッチのパトリス・ルコント監督『親密すぎるうちあけ話』(2004年)を見て、彼女の繊細な表情の変化に惹かれてしまったのだけれど、この作品でも、サンドリーヌ・ボネールの魅力をたっぷり楽しめた。


笑顔が、ハッとするほど美しい。そして、ありがたいあことに映画のなかでなんども、惜しみなく笑う(笑)。この映画、サンドリーヌ・ボネールを見ているだけで、飽きない。


夫も二人の子供もいて、幸せな家庭を持ちながら、不意に出会った男に惹かれて、24時間をいっしょにすごす。その24時間の恋が回想のなかで描かれる。


設定は新鮮ではないし、以前にも、どこかでこういう映画を見たような気がするが、サンドリーヌ・ボネールの繊細な演技を見ていると、そういう意地悪な批評を忘れてしまう(笑)。