かぶとむし日記

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クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見る(11月11日)。

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11月11日、日曜日。


妻の運転で、「ウニクス南古谷」へ、ブライアン・シンガー監督の『ボヘミアン・ラプソディ』を見にいく。



映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁!

世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。


クイーンの現メンバーであるブライアン・メイロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。


ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。



(「映画.com」より)
https://eiga.com/movie/89230/


クイーンは、代表的な曲は知っている、という程度。熱烈なファンとはいえなくても、楽曲はかなり好きだ。フレディ・マーキュリーの在籍したクイーンのライブは見ることができなかったが、わたしの好きなポール・ロジャースがヴォーカリストとしていっしょに来た来日コンサートは見ることができた(2005年)。


オリジナル・メンバーは、ギターのブライアン・メイと、ドラムスのロジャー・テイラーだけだったが、とてもいいライブだった。このときに、オリジナル・メンバーのクイーンを見たかったな、とおもった。



映画は、1985年の、世界中で中継されたチャリティ・コンサート「ライブ・エイド」のシーンからスタート。フレディは軽いステップでウォーミング・アップしながら、ステージの幕があくのを待っている。


そこからクイーンのオリジナル・メンバーが結成されるころへ時代がもどっていく。


バンドの世界的な成功のかげで、フレディのソロ・シンガーへの転向の話(バンドの危機)、同性愛者としての苦悩などが描かれていく。


そっくりさんを使った浮ついた映画ではなく、惹きこまれる感動作だった。


フレディ・マーキュリーを演じたラム・マレックは、フレディの「歯」を強調していて、はじめは、明石家さんまを演じるそっくりさんのように「歯」のオーバーな突出が気になったが、見ているうちに気にならなくなった。すっかり映画のなかにはいりこんでいた。


最後は、映画のはじまりにもどる。「ライブ・エイド」のクイーンのステージがはじまろうとしている。


ステージの幕があき、クイーンは、大観衆の前に、世界中のファンの前に、飛び出していく。そして圧巻のステージがはじまる。



1985年の「ライブ・エイド」は、アメリカとイギリスにステージが設けられ、同時に進行していった。出演者も半端でない。


ポール・マッカートニーエリック・クラプトンデヴィッド・ボウイボブ・ディランザ・フーレッド・ツェッペリンミック・ジャガーキース・リチャーズ、ブライアン・フェリー、フィル・コリンズなどなど・・・。


どのタイミングでトイレへいくか、迷った(笑)。うちのビデオにまだ三倍速の機能がなかったので、ビデオテープをいっぱい買ってきて、片っぱしから録画し続けた。「ライヴ・エイド」は、ロック界の世紀的な大イベントだった。


そのときのクイーンのステージがそっくりに再現される。圧倒的な歌と演奏に、からだが熱くなってきた。



これは、そのときの本物のクイーンのステージ。これの一部が映画で再現される。

Queen - Live at LIVE AID 1985/07/13 [Best Version]



秋の景色を見に、伊佐沼公園へ寄る。


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しばらく秋景色のなかを散歩して、クルマのなかでクイーンを聴きながら、家へ帰る。