かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『涙(なだ)そうそう』(2006年)

[rakuten:book:11984337:image] 監督:土井裕泰 出演:長澤まさみ 、妻夫木聡 、麻生久美子 血のつながりのない兄妹(きょうだい)が、互いに強く惹かれあいながら、兄妹の関係をふみはずすことなく、相手を大切におもい続ける……そんな古典風なテーマをもつ…

幸福な食卓(2006年)

監督:小松隆志 原作:瀬尾まいこ 出演:北乃きい、勝地涼、平岡裕太、さくら、羽場裕一、石田ゆり子 【大体の内容】 父さん(羽場裕一)の自殺未遂から、中原家はゆっくりと壊れはじめる。母(石田ゆり子)は家を出て、小さなアパートを借り、通いの母さん…

『LOVE』のドキュメンタリーを見る(4月28日)

ringoさんからお借りしたDVDで、WOWOWが放送した『LOVE』のドキュメンタリーを見る。現在のビートルたちを見るのは、いつもうれしい。リンゴが、ポールが元気だった。写真では見ていたジョージ・マーチン、ジャイルズ・マーチン父子の姿を映像で見れた。『LO…

東京の女(1933年)

監督:小津安二郎 脚本:野田高梧、池田忠雄 出演:岡田嘉子、江川宇礼雄、田中絹代 小津安二郎サイレント時代の作品。【ストーリー】:優しい姉(岡田嘉子)と弟(江川宇礼雄)が同居している。姉は弟をなんとか大学を卒業させようと、表向きの職業のほか、…

『花ひらく〜真知子より』(1949年)

監督:市川崑 原作:野上弥生子 出演:高峰秀子、吉川満子、上原謙、藤田進 【写真】はどちらも高峰秀子。直接この映画のものではありません。 まずは、ringoさんの感想がこちらにあります。ringoさんも書かれていますが、まず何よりも高峰秀子の輝くような…

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(上映中)

監督:松岡錠司 原作:リリー・フランキー 脚本:松尾スズキ 出演:オダギリ・ジョー、樹木希林、小林薫、内田也哉子、松たか子 楽しみにしていた映画。オダギリ・ジョーと樹木希林と小林薫の共演となれば、つまらないはずがない、と。映画がはじまって、や…

蒲田の立飲み屋をハシゴする(4月13日)

川越から出る。12時にRさんと目黒駅で待ち合わせる。ビールと弁当を買い込んで、最初「東京都庭園美術館」へいく。ここで食事をすませて、隣接する「自然教育園」へ。木々が自然のままに茂っていて、散歩には気持ちよかった。ここが白金台だとはおもえない。…

堀切・深川を歩く(4月10日)

東武練馬のアパート「極貧荘」を出発する。池袋から日暮里へ出て、京成電車に乗り、「京成関屋」で降りる。 映画『東京物語』の舞台「堀切駅」へ 京成関屋駅は、小さな駅だが、立ち食いそばがあったので、朝食。食べてから、東武伊勢崎線の「堀切駅」を教え…

川越の町を散歩(4月5日)

久しぶりに川越の町を歩く。 自宅から自転車で、喜多院の近くにある中院へいく。中院の駐車場のすみへ、自転車を置いた。 中院から歩く。 中院を訪れる観光客はすくなく、たいていはひっそりしている。なかに、島崎藤村が母のためにおくった「不染亭」が移築…

あるいは裏切りという名の犬(2004年)

制作:フランス 監督:オリヴィエ・マルシャル 出演:ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー かつて親友だった二人の警視が辿る激しくも切ない運命……。渋い実力派俳優二人が魅せる、ノワールミステリーの傑作!(「新文芸座」友の会会報2007年4…

敬愛なるベートーベン(2006年)

制作:イギリス/ハンガリー 監督:アニエスカ・ホランド 出演:エド・ハリス 、ダイアン・クルーガー 3月末、池袋の新文芸座でみる。ベートーベン(エド・ハリス)の「第九」が誕生する数日前を描いている。ベートーベンと美しい写譜師(ダイアン・クルーガ…

夜の浅草を散歩する

東武練馬にアパートを借りてから、東京が近くなった。桜に誘われ、映画を見てから、そのまま散歩したり、安そうな居酒屋に寄ったり、そんなことをたのしんでいる。この日は、夕方から浅草へ足をのばした。安い居酒屋でいっぱい飲んでから、夜の閑散とした浅…

『ビートルズ売り出し中!』

ビートルズのPRマンが見た「日本公演」 著者のトニー・バーロウは、ブライアン・エプスタインに雇われたビートルズの広報担当マン。ビートルズの爆発的な人気を演出するのに、大きな役割を担っていた。雑誌や新聞の記事の扱いをチェックし、必要ならば自らも…

桜の飛鳥山へ向かう

映画館を出たときは、電車で飛鳥山へいこうと思っていたが、ちょうど目の前にきた「西新井行き」のバスが、「王子経由」なので乗る。京都ではどこへいくのにもバスだったが、東京でバスにのることはめったにない。しかし、池袋からまっすぐ王子へいく電車は…

ショーン・レヴィ監督『ナイト・ミュージアム』(2006年)

池袋駅を西口から南口へ移動し、時間がちょうどだったので『ナイト・ミュージアム』を見る。時間の関係で吹替え版。あの不気味な博物館の陳列品が夜中に動き出したら、それは怖いだろうな、となかなか想像を刺激される。しかし、退屈はしなかったがこの映画…

蜷川実花監督『さくらん』(2007年)

4月1日は映画の日だったので、アパートから池袋の映画館に出勤。まずは見たかった蜷川実花監督の『さくらん』を見る。『下妻物語』の土屋アンナがどんな演技をやっているのか、たのしみ。やっぱりよかった。土屋アンナは、演技も迫力あるけど、人間そのもの…

アパートの映画環境

アパートを借りた東武練馬は、映画生活には便利な場所だ。池袋の新文芸座までドア・トゥ・ドアで40分。池袋から有楽町線に乗り換えれば、飯田橋のギンレイ・ホールに1時間弱。ロード・ショーの映画館は池袋駅周辺にたくさんあるし、実は東武練馬にもサティ…

隠れ家を借りる(あるいはなかなか更新できない理由)

必要があって、池袋から東武東上線で15分ほどのところにある東武練馬駅(歩いて6,7分)に4.5畳(風呂なし)のアパートを借りました。家賃は24,500+管理費1,500=合計26,000円。つげ義春のマンガに「退屈な部屋」という作品があります。住まいとはべつに、近…