かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

あるいは裏切りという名の犬(2004年)

あるいは裏切りという名の犬 DTSスペシャル・エディション [DVD]

かつて親友だった二人の警視が辿る激しくも切ない運命……。渋い実力派俳優二人が魅せる、ノワールミステリーの傑作!

(「新文芸座」友の会会報2007年4月)

3月末日、同じく新文芸座で見る。

フランス映画の暗黒ものや刑事ものというと、むかしはジャン・ギャパンやアロン・ドロンでよく見たような気がする。あるいは、この映画もその伝統を継承しているのか。

アクションやストーリー展開以上に、ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドバルデューの渋い渋い演技がみどころ。ジェラール・ドパルデューのゴツゴツした顔は、年齢とともにますます迫力を増してきた(笑)。

アメリカのアクション映画とは、一線を画している。