かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

ベスト・オブ・アップル・レコード〜メリー・ホプキン


Come & Get It: Best of Apple

Come & Get It: Best of Apple




1968年、ビートルズが設立したアップルからデビューした歌手やバンドのベスト盤が出た。


ぼくが、リアルタイムで聴いたのは、メリー・ホプキン、アイビーズ(バッドフィンガー)、ビリー・プレストン、ジャッキー・ロマックスくらいで、それほど多くは知らなかった。


ジョージがプロデュースしたソウル歌手のドリス・トロイや、インド音楽のラダ・クリッシュナ・テンプルなどは、あとになって聴いた。


ベスト盤を聴くと、ロック、ソウル、フォーク、インド音楽、ブラス音楽など・・・アップル・レコードが、いろいろなジャンルの音楽を手がけているのがわかる。


ビートルズは、「レコード会社のお偉いさんの前で膝まづいたりしなくても、才能あるものが世に出るチャンスを与えたい」と、その理想を発表した。


ローリング・ストーンズやドノバンが、ビートルズのアップル・レコードへ移籍する、という噂もとんだ。これには、ぼくもびっくりした。


事実ストーンズの「この世界に愛を」には、ジョンとポールがコーラスで参加していたし、ドノバンはビートルズのインド行きに同行していたし、その噂の可能性を期待させた。



先陣を切ったのは、、、


美しい声をもったメリー・ホプキン。「悲しき天使」で颯爽とデビューして、これは世界的な大ヒットになった。


さらに第二弾はポールの作曲した「グッドバイ」。このプロモ・フィルムには、思いがけなくポール本人が出演していて、ぼくは映像に釘づけになった。







あとになってポール自身が歌っている音源も知った。