- アーティスト: Come & Get It: Best of Apple
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 2010/10/25
- メディア: CD
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1968年、ビートルズが設立したアップルからデビューした歌手やバンドのベスト盤が出た。
ぼくが、リアルタイムで聴いたのは、メリー・ホプキン、アイビーズ(バッドフィンガー)、ビリー・プレストン、ジャッキー・ロマックスくらいで、それほど多くは知らなかった。
ジョージがプロデュースしたソウル歌手のドリス・トロイや、インド音楽のラダ・クリッシュナ・テンプルなどは、あとになって聴いた。
ベスト盤を聴くと、ロック、ソウル、フォーク、インド音楽、ブラス音楽など・・・アップル・レコードが、いろいろなジャンルの音楽を手がけているのがわかる。
ビートルズは、「レコード会社のお偉いさんの前で膝まづいたりしなくても、才能あるものが世に出るチャンスを与えたい」と、その理想を発表した。
ローリング・ストーンズやドノバンが、ビートルズのアップル・レコードへ移籍する、という噂もとんだ。これには、ぼくもびっくりした。
事実ストーンズの「この世界に愛を」には、ジョンとポールがコーラスで参加していたし、ドノバンはビートルズのインド行きに同行していたし、その噂の可能性を期待させた。
★
先陣を切ったのは、、、
美しい声をもったメリー・ホプキン。「悲しき天使」で颯爽とデビューして、これは世界的な大ヒットになった。
さらに第二弾はポールの作曲した「グッドバイ」。このプロモ・フィルムには、思いがけなくポール本人が出演していて、ぼくは映像に釘づけになった。
あとになってポール自身が歌っている音源も知った。