かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

犬童一心・樋口真嗣監督『のぼうの城』(公開中)


戦国末期、豊臣秀吉石田三成の2万の軍勢に屈せず、たった500の兵で抗戦し勝利した実在の武将─天下統一目前の豊臣秀吉にケンカを売った“のぼう様”こと成田長親の姿を描く。


(「goo解説」より)


「ウニクス南古谷」で、初日に見る。


この映画の舞台になっているのが、わたしの生まれた熊谷市に隣接する行田市なので、小さなころから町になじみがある。忍城(おしじょう)跡に建てられた郷土資料館にもなんどか足を運んでいる。どんな映画になるか、楽しみにしていた。


しかし、個人的な好みでいえば、主演の野村萬斎の「過剰な演技」(わたしにはワザとらしくみえてしまう)が、どうも好きになれない。映画の演技ではないような気がする。


あの達者(?)な演技が<見どころ>だとするなら、わたしには、苦手な映画だ。


水攻めになった忍城の壮大な全景などは、視覚的に楽しめたけど。