海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス)
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: Kindle版
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吉田秋生(よしだ・あきみ)のマンガ『海街diary』(全5巻)がおもしろい。すっかりはまってしまって、レンタルで1度読んだのに、結局家族や知人にも紹介したくなって、全巻Amazonから取り寄せて、まずは妻にすすめた。妻もわたしが熱心なので、読みはじめた。
両親のいない香田家で、母親代りに妹たちのめんどうを見ているが、ちょっと口うるさくおもわれている長女「幸」。美人だが、酒癖と男運が悪い次女の「佳乃」。テレビを見てけらけら笑っている・・・ちょっと何をかんがえているかわからない、アフロヘアの三女「千佳」。
父が、その3姉妹をすてて逃げた、その相手の女性の産んだ子が、「すず」。その「すず」が3姉妹と同居するまでの経緯が、第1巻に描かれているが、全編のなかでも、とくに感動的。
いまのところ全5巻まで出ている。おそらく1巻を読んだひとは、そのあとを読み続けたくなる、登場人物のひとりひとりに愛しさを感じさせる名作。
その『海街diary』の舞台になっている鎌倉極楽寺へいってみたい・・・これまで江ノ電で長谷まではいっているのに、極楽寺駅は降りたことがなかった。
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中板橋で妻と待ち合わせ、池袋から湘南スカイライナーで鎌倉まで1本。電車のなかで、マンガとじっさいの写真などを重ねながら鎌倉や極楽寺周辺を紹介した、ガイドブック『すずちゃんの鎌倉さんぽ』を見て予習。
すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)
- 作者: 海街オクトパス,吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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鎌倉へ昼前に着いた。妻の希望で、「小町通り」を歩く。すごい人人人。
ここで収穫だったのは、小町通りにある「川喜多映画記念館」で、原節子のポスター展のようなものをやっていた。
さっそく寄ってみる。見た映画のポスターも多いが、見ていない作品も多い。フィルムが残っているのだったら、未見の出演作を全部見てみたい。原節子は、晩年の日々をいまも穏やかに暮らしているのだろうか。
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小町通りの食べもの屋は人が列を作っている。江ノ電で長谷までいって、昼飯を食べることにする。このまえひとりで江ノ電に乗って江ノ島までいったのはいつだったろう。*1
江ノ電の長谷駅で下車。長谷寺を通り越して歩いていたら、カウンターだけの狭いお店があって、かろうじてはいれたので、ここで生しらすの定食で、ビール。
昼飯のあと、長谷寺へ寄ってみる。長谷観音と宝物館を見る。長谷寺の庭から海を眺める。
●長谷寺からの海の眺望
長谷寺から御霊神社へ。御霊神社は、『海街diary』で印象的に登場する舞台で、ガイドブック『すずちゃんの鎌倉さんぽ』にも詳しい紹介がある。しばらく立ち寄って、何枚か写真を撮る。
●境内を出ると江ノ電が走ってきた
御霊神社から坂を超えて極楽寺へ。
極楽寺は境内写真撮影禁止。極楽寺駅は、想像していたよりも小さい。『海街dairly』のほかにも、小泉今日子、中井貴一主演の『最後から二番目の恋』の舞台でもあった。
●佳乃もすずちゃんも、『最後から二番目の恋』の中井貴一も小泉今日子も、この駅から職場や学校へ通う。
★
極楽寺駅から再び江ノ電に乗って、江ノ島へ出る。妻が甘いものを食べたいというので、喫茶へ寄る。ビールよりも割高な、735円のところてんを食べた(笑)。
江ノ島へはいる時間はない。長い橋を渡る前のところで、海の景観を楽しむ。夕日が海を照らして美しい。しばらく立って眺めながら、暮れていく海の景色を楽しんだ。
●江ノ島の夕日がきれいだった
近くのお店で、わたしはあじのたたき定食と鎌倉ビール、お湯割り焼酎、アサヒビール。妻は、天ぷら定食。
『海街diary』の日帰り散歩は楽しかった。これから川越まで電車で帰るのがめんどくさいが、江ノ電で藤沢までいって、湘南スカイライナーで池袋まで帰ることにする。
*1:あとで自分のブログで検索してみたら、2011年11月5日だった。こういうときブログは便利だ。