大石あきこ議員(左)とくしぶち万理議員(「朝日新聞デジタル」より拝借)。
3月1日の国会では、3時間にわたって予算案の議決を引き伸ばした立憲民主党だが、「一応の抵抗をして野党の役割は果たしました」とばかりに、3月2日㈯は、スンナリ予算案を通してしまった。
いつもの出来レース。最初から徹底抗戦するつもりはなく、シナリオ通りだったことが「NHKニュース」で明らかになった。
悔しいことに、れいわ新選組は、予算委員会に意見を表明する機会は与えられていない。
2021年の衆議院選で、「れいわ」は「野党共闘」に協力したが、「立憲民主党」は、予算委員会で「れいわ」に発言するチャンスを与えてはくれなかった。
しかし、現在の国民の窮状をおもえば、「自民・公明」の予算案を黙って通すわけにはいかない。
大石あきこ議員とくしぶち万理議員は、牛歩したのち、壇上から「犯罪者集団」の自民党に「予算を審議する資格はない」と声をあげ、抵抗の意思表示を示した。
さらに大石あきこ議員は、与党と出来レースで手を結んだ「立憲民主党」に、「恥を知れ」と叫んだ。
立憲野党といわれる政党が、もし結集して何らかの抵抗手段を示せば、テレビはいやでも、それをニュースで流さなければならないだろう、せめても、そういう手段で国民に「売国棄民予算」が通過していく、ということを可視化して伝えることができる----。
わたしには、そうした「野党共闘」にわずかな期待があったが、動いたのは「れいわ」の大石あきこ議員とくしぶち万理議員だけ。優等生の野党政党たちは、粛々と予算案を通した。
3月3日の「日曜討論」には、「れいわ」の長谷川ういこ参議院政策委員が出席。積極財政は「軍事・原発・万博」だけ。「子育て、生活支援」には適用しない、と、今回成立した「売国棄民予算案」を痛烈に非難した。
長谷川ういこ参議院政策委員(「れいわ新選組」の「X」より)。
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最後に「友資(ゆうすけ)/ミもフタも愛チャンネル」さんが、国会の「衆議院の予算案通過」から「日曜討論」(長谷川ういこさんの切り抜き)までを14分55秒にまとめた動画を配信してくださったので、拡散させていただきます。友資さん、ありがとうございます。
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