かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

『原節子のすべて』(新潮45)


原節子は、現在92歳(1920年6月20日生まれ)。


など、むかしの日本映画の名作に興味をもつようになると、どうしても気になる女優です。


その原節子は、1963年を最後に、引退し、その後公にいっさい姿を現さなくなった、といわれています。


現在も、鎌倉の浄妙寺に暮らしているといわれていますが、それをはっきり確認したひともいないようです。



そんな、いろいろな謎の真相が知りたくなって、しかし、もっといえば、読むことで一定の時間原節子にどっぷりつかりたいという気持ちからこのムックを買いました。


原節子の美しい写真を見ながら、謎の真相に迫るノンフィクションや女優としての数々の賞賛、さらには、むかし共演したり、接触のあったひとたちの素顔の思い出など、盛りだくさんの記事を読んで、原節子との楽しい時間を過ごすことができました。


これから付録としてついている「幻のフィルム」、春原政久監督『七色の花』(1950年)を見ようとおもっています。