かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2016-01-01から1年間の記事一覧

映画『サウルの息子』を見て、ダイアナ・クラールのコンサートへ(2月24日)

14時30分から、「ヒューマントラスト有楽町」でネメシュ・ラースロー監督『サウルの息子』を見る。製作国は、ハンガリー。 アウスビッシュ収容所の所内で働く主人公サウルが、なんの説明もなく、落ち着かない手持ちカメラで映されていく。サウルの仕事は、収…

滑川の森林公園へいく(2月21日)

どこか梅を見にいこうとおもったけれど、ぐずぐずしているうちに、越生の梅林へいくには遅い時間になってしまった。梅林で人気のある越生は駐車場などがそれほど広くないので、早い時間にいかないと車の置き場所がなくて路頭に迷うことがある。 それで次点と…

阿川弘之著『志賀直哉 上』を読む。

志賀直哉〈上〉 (新潮文庫)作者: 阿川弘之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/07/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る 阿川弘之の『志賀直哉』は、岩波の図書に連載中、毎号取り寄せて読んでいた。その後単行本にな…

高井有一著『この国の空』を読む。

この国の空 (新潮文庫)作者: 高井有一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/04/30メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 荒井晴彦監督、二階堂ふみ主演の映画『この国の空』の原作(タイトルは同名)を、電子書籍で読む。二階堂ふみの演じた里子…

双子家族とウニクス南古谷で昼食(2月13日)

娘夫婦、双子姉妹(1歳11ヶ月)、妻とウニクス南古谷でお昼を食べる。双子は口が達者になって、単語だけでなく、短いセンテンスを話すようになった。急速に言葉の数が増えていく。 ソファーで寝ころんでいると「起きて」というし、お膳に何か出ると「おいし…

横浜聡子監督『俳優 亀岡拓次』を見る(2月11日)。

午前11時からテアトル新宿で横浜聡子監督の『俳優 亀岡拓次』を見る。脇役専門の俳優、亀岡拓次が主人公である、という以外あまり情報もなかったが、予告編を見ておもしろそうな気がしたので、見てみる。 亀岡拓次(安田顕)は、仕事がはいればどんな端役で…

五十嵐匠監督『十字架』を見る(2月6日)

昨晩中板橋の姉の家に泊まった妻が、朝わたしのアパートへ来る。昼、最近近くにできたステーキ屋さんでハンバーク定食を食べる。 一緒に有楽町スバル座へいき、13時45分から五十嵐匠監督、重松清原作の『十字架』を見る。 中学生がいじめで自殺。それにかか…

早稲田松竹でインド映画の2本立てを見る(1月31日)

公開されている新しい映画に興味のわくものがなかったので、早稲田松竹へサタジット・レイ監督の2本立てを見にいく。映画で未知の感動をできれば、という期待で見にいったけれど、2本とも期待以上の感銘を受ける。 どちらも最近の映画ではなくて、『チャル…

森田芳光監督『の・ようなもの』をDVDで見る。

の・ようなもの [DVD]出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2015/11/27メディア: DVDこの商品を含むブログ (6件) を見る 杉山泰一監督の『の・ようなもの のようなもの』を見たら、もとの森田芳光監督の『の・ようなもの』が見たくなった。おもしろ…

杉山泰一監督『 の・ようなもの のようなもの』を見る(1月17日)

1月17日、イオン板橋で杉山泰一監督の『の・ようなもの のようなもの』を見る。この映画は、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(1981年)の続編のような体裁になっている。35年前のデビュー作に主演した伊藤克信は、今回も同じ落語家の志ん魚(し…

吉田秋生作『海街diary 7 あの日の青空』を読む

映画『海街diary』が公開されてからあと、はじめて原作のコミックの新刊『海街diary 7』が発売された。予約してあったので、さっそく読む。この1年間、ずっと映画のなかの4姉妹に接してきたので、コミックの4姉妹と久々に再会。 海街diary 7 あの日の青空 (…

澤地久枝著『男ありて 志村喬の世界』(文芸春秋)を読む。

年末・年始にかけて、二つの伝記本を読んだ。松田美智子著『サムライ 評伝 三船敏郎』と、澤地久枝著『男ありて 志村喬の世界』。どちらも知らないことばかりで、おもしろかった。 で、今回は澤地久枝著『男ありて 志村喬の世界』について。 男ありて―志村喬…

デヴィッド・ボウイの訃報におどろく(1月11日)

1月11日、ネットをひらいたら、「 Yahooニュース」で、デヴィッド・ボウイの死を報じていた。携帯をみると、知人からもメールがはいっていた。 「なんで?」 というのは、ご存知のように1月8日はボウイ69歳の誕生日。その日にあわせてニュー・アルバム『ブラ…

濱口竜介監督『ハッピーアワー』を見る(1月10日)

上映時間5時間17分という長さにひるんでいたが、意を決して、濱口竜介監督『ハッピーアワー』を見にいく。 渋谷駅を降りて、妻を宮益坂の喫茶店で待たせ、シアター・イメージ・フォーラムで整理券付きのチケットを2枚購入。一部、二部、三部をあわせると、…

年末に見た2本の映画。

パソコンが壊れている間、年末に見た映画は、サイモン・カーティス監督の『黄金のアデーレ』と山田洋次監督の『母と暮らせば』。たしか、2本ともアパートのある「イオン板橋」で見たような気がする。 『黄金のアデーレ』は、クリムトの絵のモデルが、映画に…

新宿で市民連合主催の抗議集会へ参加する。(1月5日)

新宿へ着いたのが12時30分を少し過ぎていた。西口へ出ると、すでに大勢の人が集まっていた。テープのようなものを張りめぐらし、通行人の行き来を妨害しないように配慮されている。テープの外へ立ち止まらないように、と注意されたので、後ろへ後ろへ歩いて…