かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2016-01-01から1年間の記事一覧

ジャスティン・ガーゼル監督『マクベス』を見る(5月15日)

イオン板橋で、11時15分からジャスティン・ガーゼル監督の『マクベス』を見る。原作は、もちろんシェイクスピアで、『ハムレット』、『オセロー』、『リア王』とともに、彼の4大悲劇といわれている。 このうち2本を黒澤明が監督している。『マクベス』は『蜘…

原節子展・夏目漱石展を見る(5月10日)

大船駅近くのホテルを9時ころ出て、駅前の「吉野家」で朝飯を食べ、鎌倉へ向かう。鎌倉から江ノ電で、長谷へ。前回は土日をかけての鎌倉散歩だったので江ノ電がギュウギュウ詰めだったけれど、きょうは平日の朝のせいか、それほど混んでない。それはこの1日…

逗子のおじさん、いとこと会う(5月9日)

ぶつけられたクルマを、朝9時、整備工場へもっていく。修理が終わるまで2〜3日とのこと。帰りは、アパートまで15分ほど歩いて帰る。そのあと、10時50分から予約してあった近くの歯医者へいく。 12時頃、池袋から湘南スカイラインで逗子へ向かう。13時過ぎ、…

最近見た映画を3本まとめて。

小泉徳宏監督、広瀬すず主演『ちはやふる 下の句』。 「イオン板橋」で見る。以前、是枝裕和監督『海街diary』で、4女のすずを演じた広瀬すずが出ているので、前編である「上の句」を見た。是枝裕和監督のていねいに細部を掬いとるような作品のあとでは、ち…

ジャ・ジャンクー監督『山河ノスタルジア』を見る(4月30日)

池袋で姉のところへ泊まった妻と待ち合わせ、渋谷の「ル・シネマ」へ、ジャ・ジャンクー監督の『山河ノスタルジア』を見にいく。 最初は、おさななじみ3人の関係が描かれる。男ふたりは、タオというひとりの女性を好きで、どちらがタオをとるかで男同士の関…

戌井昭人著『俳優・亀岡拓次』がおもしろい。

俳優・亀岡拓次 (文春文庫)作者: 戌井昭人出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/11/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 横浜聡子監督の映画『俳優・亀岡拓次』がおもしろかったけれど、その原作もたのしい。電子書籍でも読める。戌井昭人…

トム・マッカーシー監督『スポットライト 世紀のスクープ』を見る(4月29日)

イオン板橋で、11時10分からトム・マッカーシー監督の『スポットライト 世紀のスクープ』を見る。 アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ。カトリック系住民が多いボストン…

佐藤信介監督『アイ・アム・ア・ヒーロー』を見る(4月26日)

4月26日(金)、10時40分からイオン板橋の映画館で、佐藤信介監督、大泉洋主演『アイ・アム・ア・ヒーロー』を見る。ゾンビ映画は興味ないので、見た動機は大泉洋、長澤まさみ、有村架純の出演者への興味。 大泉洋は、最近好きになってきた男優のひとり。長…

アンドリュー・ヘイ監督『さざなみ』を見る(4月23日)

4月23日の土曜日、姉のところへ泊まった妻と池袋で待ち合わせ、シネスイッチ銀座へアンドリュー・ヘイ監督の『さざなみ』を見にいく。 予告編を見たら、地味だけどよさそうな映画だったので、妻にも声をかけたら「見よう」というので、出かける。銀座へ1時…

オーチャードホールでボブ・ディランを見る(4月25日)

待望のボブ・ディラン・コンサートの日。前回はスタンディングの観戦で疲労困憊したが、こんどはホールでじっくり見られるというので、ほんとうにたのしみだ。 少し早く渋谷へ着いたので、街のなかをぶらぶらする。といっても、お酒を飲むと先日のエリック・…

レニー・アブラハムソン監督『ルーム』を見る(4月22日)

アパートから歩いて行けるイオン板橋へ、レニー・アブラハムソン監督の『ルーム』を見にいく。 予告編で見た感じでは、母子が、7年のあいだ監禁された「部屋」を脱出するまでが見どころではないか、と単純なサスペンスを想像していた。 が、そうではなくて、…

国連の調査団が日本のメディアと安倍政権を厳しく批判!(日刊ゲンダイの記事から)

熊本地震が起きて、ニュースの大半がそちらへ向き、報道でもあまり伝えられてないようだけれど、日本の「言論の自由」に不安を感じた国連調査団が来日していた。 もともとこの国連調査団は、昨年12月に日本へ来る予定だったが、日本側のドタキャンで延期され…

阿川弘之著『志賀直哉 下』を読む。

志賀直哉〈下〉 (新潮文庫)作者: 阿川弘之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/07/30メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る 途中あいだがあいたけど、阿川弘之の『志賀直哉 下』を読了。「下」は、「上」以上に登場人物…

エリック・クラプトンのライブを見る(4月15日)

4月12日のブライアン・ウイルソンに次いで、エリック・クラプトンのライブの日になった。 午後5時、Rさんと飯田橋駅で待ち合わせ。待っているあいだに、F君に電話すると、九段下の居酒屋へ集まって、コンサート前に一杯やるという。こちらもRさんとコンサー…

水田伸生監督『あやしい彼女』を見る(4月13日)

イオン板橋の映画館へ、11時45分から水田伸生監督の『あやしい彼女』を見にいく。 ドタバタコメディは、感覚があわないとしらけることも多いので、やや及び腰ではあったけれど、多部未華子のファンだったので、見ることにする。 73歳のおばあちゃんが、ある…

ブライアン・ウィルソンの来日公演を見る(4月12日)

「東京国際フォーラムA」へ、ブライアン・ウィルソンの「ベット・サウンズ完全再現ライブ」を見にいく。座席は、1階43列33。かなり後方で、肉眼ではよく見えない。両サイドのスクリーンで見ることが多くなる。 ★ 60年代、ビートルズやボブ・ディランに夢中…

ソウル・ディブ監督『フランス組曲』を見る(4月9日)

川越駅で妻と待ち合わせ、川越スカラ座で、10時30分からソウル・ディブ監督の『フランス組曲』を見る。 映画らしい映画を見た。 敵国のドイツ兵と、占領下におかれたフランス人女性の恋愛、という、ムリがありそうな状況を、でもそういうこともありえたかも…

岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』を見る(4月3日)

朝早く、妻といっしょに川越を出て、池袋へ。9時20分から岩井俊二監督の『リップヴァンウィンクルの花嫁』(池袋HUMAXシネマズ)を見る。 岩井俊二監督、出演に黒木華、綾野剛という布陣に期待して、見にいく。『リップヴァンウィンクルの花嫁』は期待どおり…

お花見のハシゴをする(4月2日)

4月2日、妻と花見のハシゴをした。 最初は、中板橋。石神井川の両岸に垂れ下がる桜が美しい。妻の実家や姉の家があるので、中板橋の桜は毎年たのしんでいる。 ★ 池袋から山手線で日暮里へ出る。日暮里から舎人ライナーで、舎人公園の「千本さくら祭り」を見…

石井岳龍監督『蜜のあわれ』を見る(4月1日)

「新宿バルト9」へ、石井岳龍監督、二階堂ふみ主演の『蜜のあわれ』を見にいく。室生犀星の原作を読んでいない。けれど、幻想的な内容は、うまくあたればおもしろいし、主演が二階堂ふみなら期待できそうな気がした。 が、寺山修司監督の『田園に死す」、鈴…

ザック・スナイダー監督『バットマンVSスーパーマン』を見る(3月25日)

3月25日、イオン板橋でザック・スナイダー監督の『バットマンVSスーパーマン』を見る。 アメリカン・ヒーローものに特別な関心があるわけではないけれど、小学生のころテレビ・ドラマの「スーパーマン」を毎週たのしみに見ていたことがあって、そのなごりか…

カルロス・ベルムト監督『マジカル・ガール』を見る(3月21日)。

朝川越を早く出て、「ヒューマントラストシネマ有楽町」で、スペイン映画、カルロス・ベルムト監督の『マジカル・ガール』を見る。カルロス・ベルムト監督のはじめての劇場映画だということのほか、予備知識なし。 シリアスなのかユーモアなのかよくわからな…

山田洋次監督『家族はつらいよ』を見る(3月15日)。

朝川越を出て、東武練馬のイオン板橋で、山田洋次監督の『家族はつらいよ』を見る。 年末に見た山田洋次監督の『母と暮らせば』が、わたしにはおもしろくなかった。善人しか登場しないこの作品は、予告編ですべてわかってしまうような気がした。実際に、吉永…

坪田義史監督『シェル・コレクター』を見る(3月12日)。

テアトル新宿で、坪田義史監督の『シェル・コレクター』を見る。予告編を見たかんじでは、あやしい雰囲気があって、石井輝男監督のカルト映画のファンとしては、ちょっと期待するものがあるし、出演者も、リリー・フランキー、寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛…

滝口悠生「死んでいない者」を読む。

死んでいない者作者: 滝口悠生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/01/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る どういうきっかけか忘れてしまったが、滝口悠生さんの作品は、『寝相』、『愛と人生』を単行本で、『ジミ・ヘンドリクス・エ…

恐喝されてもだんまりで反論ひとつないテレビ・メディアにがっかり。

高市早苗大臣の理不尽なテレビ・メディアへの恫喝発言。これに対して、青木理氏、大谷昭宏氏、金平茂紀氏、岸井成格氏、田勢康弘氏、田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏が、「私たちは怒っている」という抗議声明文を発表した。ほかにも、高市早苗大臣の発言に苦言…

ウェイン・ワン監督『女が眠る時』を見る(2月28日)

川越から東武東上線に乗って、東武練馬駅下車。イオン板橋の映画館で、妻といっしょにウェイン・ワン監督の『女が眠る時』を見る。出演は、西島秀俊、ビートたけし、忽那汐里、小山田サユリなど。 おもしろそうなサスペンス映画だと期待したけれど、前半から…