かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ビートルズ来日から40年!!

1966年6月29日早朝にビートルズがやってきてから40年になります。40年といえば、なんと半世紀より10年足りないだけですよ。びっくりしますね。1964年に、ビートルズは日本でも知られるようになりましたが、来日は「夢の夢」(このタイトル、ジョンの曲ですね…

マイケル・マゴーワン監督「リトル・ランナー」

【あらすじ】 昏睡状態の母に目覚めて欲しい14歳のラルフは「奇跡でも起こらない限り、目覚めない」と言う医者の言葉に、ボストンマラソンで優勝しようと決意する……。純粋で一途な、時に切なく、時にユーモラスな感動作!! 「ギンレイ通信」より あまり好き…

山崎佳男「父、圓生」

息子の目から見た六代目三遊亭圓生(さんゆうてい・えんしょう)のエピソード。先日読んだ古今亭志ん生と較べると、律儀で几帳面な圓生の人柄が伝わってきます。それだけに、志ん生のような「ほんとかいな?」というようなきわだっておもしろい話は少ない。…

喜味こいし・戸田学編「いとしこいし 漫才の世界」

最近落語のCDをとっかえひっかえ聴いているので、一緒に落語関連の本も読んでいます。こちらは落語ではなく漫才ですけど、お笑い関連ということで、ぼくがもっとも好きだった「夢路いとし・喜味こいし」の本を読んでみました。落語はぼくには渋くてなかなか…

淀川長治「淀川長治、黒澤明を語る」

タイトル通りの本。ただ一時期に書き下ろしたり、語り下ろしたものではなく、長い年月(最初は「羅生門」がアメリカで公開されたころか)のあいだに、淀川長治が黒澤明について書いたり、また本人と対談したものなどが集められています。黒澤明が山本嘉次郎…

母の49日法要を終える

昨日6月24日熊谷で、母の49日。参加者、23名。お寺で焼香をし、「徳樹庵」で食事をしたあと、熊谷の母の家に参加者が流れて、お酒を飲みながら遅くまで話しこむ。わたしは、寝不足でもあり、酔って記憶をなくした。

フランソワ・トリゥフォー監督「大人は判ってくれない」

ringoさんの2006年4月7日のブログにトラックバックさせていただきます。映画全体の感じは、ringoさんの感想でわかるようにおもいます。この映画の少年が行う悪いこと、などは学校をサボる、タバコを吸う、授業中にいたずらをする、という程度。あとでお金に…

「さいたまスーパー・アリーナ」のローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズは、何度かの来日で見たロック・ショー・バンドから、かつてのギター・ロックンロール・バンドに戻っていました。見るたびに、ステージが巨大なセットに囲まれて、サウンド自体も一部のコーナーをのぞけば、かっちりと音を固めていた…

ポール・マッカートニー、64歳!!

映画「ビートルズがやってくるヤア!ヤア!ヤア!」で見た、あの若々しいポールが今日で64歳になる。思えば遠くへ来たもんだ(笑)。ビートルズビートルズビートルズビートルズビートルズビートルズと、バカの1つ覚えのように、彼らのあとをおいかけていた…

古今亭志ん生の本

古今亭志ん生の自伝を2冊、読みました。ともかく、家にお金があれば、それを持ち出して酒やバクチに使ってしまうんですから、手元に残るわけがありません。極貧生活も、それを芸の肥やしにした志ん生師匠はいいものの、妻のおりんさんのご苦労はどれほどであ…

中野孝次「ガン日記」

現在発売されている雑誌「文藝春秋」に、新たに発見された中野孝次の日記が掲載されている。日記は、背中に痛みを感じ、病院で診察を受けるところからはじまる。診察の結果は「食道ガン」。恐れていたことが現実になった。「どのくらい生きられますか」と聞…

中野孝次著「清貧の思想」より抜書き

最近「清貧の思想」を読み返しました。引用されているのが、西行、吉田兼好、良寛、芭蕉などの古人なので、引用文を理解するのが苦痛でしたが、それにあまりこだわらず、中野孝次氏のメッセージを受けとめていけば、ぼくには今なお示唆されることのおおい1冊…

中島哲也監督「嫌われ松子の一生」

あの「下妻物語」の中島哲也監督の新作です。たのしみにしておりました。このひとの、予想のつかない人物描写のおもしろさ、特異な映像感覚、抜群でした。「下妻物語」は、映画がはじまるなり、あっけにとられて見ました。一級の娯楽作品、鮮やかです。「嫌…

ジェラール・フィリップの映画を2本見る

池袋の新文芸座では今「魅惑のシネマクラシックス」と題して、世界の名作を日替わりで上映中。6月7日から6月16日までは、その第二部として、ジェラール・フィリップの特集をやっています。仕事あけだったので、睡眠不足のまま見にでかけました。6月8日の今…

アマゾンから、ディクシー・チックスの『テイキング・ザ・ロング・ウェイ』が届く

ディクシー・チックスといえば、先のアメリカ大統領選挙で、反ブッシュの姿勢をあらわにし、一部のファンからバッシングをあびたことを思い出します。その彼女たちのニュー・アルバムが出たことをshiroppさんのブログで知りました。shiroppさんのブログ記事…

ビリー・プレストンの死

昨年末、ジョージ・ハリスン&フレンズ名義で再発された『バングラデッシュのコンサート』の記念ライヴの際、ビリー・プレストンの体調が思わしくない、という話は聞いていましたが、ライヴでは予定通りヴォーカルとキーボードをつとめたというので、それほ…

成瀬巳喜男監督の「流れる」

jinkan_mizuhoさん、「流れる」の映画評、ありがとうございます。 敬愛する成瀬巳喜男監督を評価してくださる有力な味方がまたひとり増えて、とてもうれしいです。「人を信ずることとは、何なのか?それは、人がいいだけでは身の破滅を意味するのか?」(jin…

リンゴ・スター&オール・スター・バンド

ringoさんの6月3日の記事にトラックバックさせていただきました。 リンゴの『ザ・ベスト・ソー・ファー・リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オール・スター・バンド』は、CD盤ではなじんでいますが、映像の方はまだ見ておりません。しかし、スーパー・バンドの…

サンタナ、そしてブルース・スプリングスティーン

これは、tougyouさんの6月1日の記事へのコメントです。長いので本文に書かせていただきました。 サンタナは、当時長い即興演奏がついていけず、70年代に見たライヴ映画「フィルモア最後のコンサート」でも、少し退屈だった記憶があります。でも、1999年に発…

今日は映画の日

久しぶりに映画の日が休日とぶつかったので、飯田橋のギンレイ・ホールと池袋のメトロポリタンの8階にあるシネ・リーブル池袋をハシゴしてきました。 1149160507*[日本映画]森田芳光監督「間宮兄弟」 「ぴあ」の解説だけでは、ほのぼのした映画というくらい…