かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

メイ・パン著『ジョン・レノン ロスト・ウィークエンド』

タイシホさんのこちらのブログを拝見したのが、この本を手にとるきっかけになりました。タイシホさん、ご紹介ありがとうございます。内容は、タイシホさんがご指摘のとおり、素晴らしいものでした。 ★ ジョン・レノンが1973年秋から1975年初頭までヨーコと別…

もうすぐ見れますね、ジェフ・ベック&エリック・クラプトンの共演

2月21日、2月22日の2日間、ジェフ・ベックとエリック・クラプトンの共演が実現しました。二人の来日が決定したころから、共演の噂があったのですが、なかなか発表されなかったので、ヤキモキしましたが、いよいよあと1ヶ月で実現です。 ★ 1981年の「シークレ…

岩井俊二監督『花とアリス』(2004年)

[rakuten:book:11602641:image] 脚本・音楽:岩井俊二 出演:鈴木杏、蒼井優 映像はシャープ、演出は自然体、とても素敵な青春映画でした。こんな作品をいままで見逃していたなんて、びっくりです。 二人の高校生、花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)は、中学生…

「ビートルズはもう古い!」〜デイブ・クラーク・ファイブの進撃!!

1964年、ビートルズの最大のライバルは、ローリング・ストーンズでもビーチボーイズでもなく、このデイブ・クラーク・ファイブでした。 ギター、キーボード、ベース、ドラムスのほかに、メンバーにサックス奏者がいるのが、当時では珍しい編成だった、5人組…

ジュリアン・レノンの歌う「ビコーズ」

jerremyさんのコメントを拝見したら、ジュリアン・レノンの「ビコーズ」を聴いてみたくなりました。ジュリアンは、この美しいバラードを、少しテンポを落とし、いい感じで歌っていますね。 ★ MTVのミュージック・ビデオでジュリアン・レノンの歌う「ビコーズ…

久しぶりにジュリアン・レノンを聴いてみました

ジュリアン・レノンがアルバム『ヴァロッテ』でデビューしたのは、1984年でした。ジョン・レノンを彷彿させる声に、むかしからのジョン・レノン・ファンはうっとり。もちろん、『ヴァロッテ』はヒットしました。実際、いい曲ばかりでしたものね。 そして、ま…

是枝裕和監督『花よりもなほ』(2006年)

以前ロード・ショーで見ているので、再見です。ringoさんがブログで「おもしろかった」と書かれているのを見て、どうしても、もう一度見たくなりました。 むかしこちらで細かな感想を書いているので、詳細は省略します。 ★ 時代劇の約束が、みんな逆へ逆へ、…

マーティン・スコセッシ監督、『シャイン・ア・ライト』の次は、ジョージの映画!!

まだ余韻が残っています、ローリング・ストーンズのコンサートを撮影した『シャイン・ア・ライト』。よかったですね。スコセッシ監督の、ストーンズへの、ロックへの愛情が、映画のなかから伝わってきました。 そして、このマーティン・スコセッシ監督が、ス…

ジョン・フォード監督『捜索者』(1956年)

tougyouさんの推薦と、『キング・オブ・キングス』のジェフリー・ハンターが準主演をしている、らしいので見てみました。見ていておもいましたが、ぼくはこの映画をむかし見たことがあるようです。といっても、ほとんど忘れているので、新鮮に楽しみました(…

五所平之助監督作品のこと

お正月から、ringoさんにまとめてお借りした五所平之助監督作品をずっと見ています。 見たのは、 女と味噌汁(1968) 面影(1948) 今ひとたびの(1947) わかれ雲(1951) 大阪の宿(1954) このなかで、『今ひとたびの』、『面影』、『わかれ雲』は、背景…

山田太一脚本「ありふれた奇跡」第1回をパンドラTVで見ました

ポロンパパさん、jinkan_mizuhoさん、ありがとうございました。「ありふれた奇跡」の第1回を見ることができました。 加瀬亮と仲間由紀恵、二人の若い俳優がいいですね。 仲間由紀恵は、きれい過ぎるので、実在感がどうかな、とおもっていましたが、しっかり…

「ビートルズとは、ディランとブライアン・ウィルソンが一緒に在籍し、協力し合っていたような、常識ではちょっと考えられないグループだったのだ」

上記の文章は、恩蔵茂著『ビートルズ カバーソングの聴き方』からの抜粋です。 ★ ビートルズの『ラバー・ソウル』を聴いて、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンが触発され、彼の代表作といわれる『ペット・サウンド』をつくり、また、そのアルバムを聴…

若き日のビートルズがカバーした「Take Good Care of My Baby」

ringoさんのこちらのサイトで、ぼくははじめてボビー・ヴィーのオリジナルを聴きました。ringoさんがアップされた、上から3番目が、オリジナルの「Take Good Care of My Baby」です。邦題は、「さよならベイビー」。 そして、こちらがビートルズの「Take Goo…

ニコラス・レイ監督『キング・オブ・キングス』(1961年)

[rakuten:es-toys:10167814:image] それまでぼくが見た映画では、キリストが登場しても、顔は出てこなかった。あの『ベンハー』でも、キリストは出てくるが、顔は映されない。 12〜13歳のころ、ぼくが最初にキリストの顔を見たのは、この『キング・オブ・キ…

スティーヴ・コール監督『スチュアート・サトクリフ 5人目のビートルズ』(2005年)

出演:アストリッド・キルヒヘル、クラウス・フォーマン ビートルズのハンブルグ時代、ベースを担当していたスチュアート・サトクリフを追ったドキュメンタリー。 スチュアートとビートルズは、ハンブルグでアストリット・キルヒヘルという魅力的な女性と出…

少しショックなお話。

家人からお詫びのメールがあり、なぜかわからないが、山田太一の「ありふれた奇跡」第1回の録画がとれてない、とのこと。楽しみにしていたので、残念。責めるわけにもいかないし、第2回以降を失敗しないように頼むしかない。

はじめての散歩〜越生七福神と黒山三滝(1月5日月曜日)

1月4日まで、家でごろごろしていたので、正月休みの最後(1月5日)は、どこかへ、最初の散歩にいくことにした。 午前9時に家を出るときは、東京方面へ出てみようとおもっていたが、川越駅にあるパンフレットを見て、気が変る。越生七福神のルートをたどっ…

カバーされるボブ・ディラン「見晴らし塔からずっと」

ボブ・ディランの「見晴し塔からずっと」は、8枚目のアルバム『ジョン・ウェズリー・ハーディング』(1967年)に収録されている。このアルバムは、前作のロック色の強い『ブロンド・オン・ブロンド』とうってかわって、のびのびとしたカントリー・ソングで占…

ボブ・ディラン、エリック・クラプトンと「くよくよするなよ」

ボブ・ディランの初期の傑作「くよくよするなよ」(原題:Don't Think Twice,It's All Right)は、2枚目のアルバム『フリーホィーリン・ボブ・ディラン』に収録されている。 歌詞の内容は、恋人との別れを、やや皮肉な表現で歌ったものだ。 『フリーホィーリ…

パティ・ボイド/ペニー・ジュノー著『パティ・ボイド自伝/ワンダフル・トゥディ』

ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンが、ひとりの女性をめぐって確執をもちながら、生涯友情が壊れることがなかったことは、ロック伝説の1つとなっている。 ジョージはパティに「サムシング」を捧げた(ジョージ本人は、日本へ来日する前のインタビュ…

ウィリー・ディクソンと新年会(1月2日)

朝、ウィリー・ディクソンのブルースを聴く。このアルバム『I am bules』には、ロックのカバーで知られる、以下の曲がおさめられている。 「アイ・キャント・クワイト・ベイビー」(レッド・ツェッペリン) 「スプーンフル」(クリーム) 「ユー・シュック・…

元旦は映画の日

朝、富士見有料道路の途中にあるスーパー銭湯「はつかりの湯」で朝風呂にはいる。元旦から混んでいた。久しぶりに、1時間以上、温泉とサウナと水風呂を楽しむ。 10時半より、新しくできた南古谷のユナイテッド・シネマで、佐藤嗣麻子監督『K-20 怪人二十面…

2009年元旦は、ビートルズでスタート!

2008年最後の夜は、めずらしくお酒は控えめ、ポールやビートルズの音楽を聴きながら、過ごしました。 みなさんとたくさんの映画や音楽のお話をできた1年に感謝しています。 そして、新年も、やっぱりビートルズでスタートです(笑)。 ちなみに、この「ハロ…