2017-01-01から1年間の記事一覧
6月17日土曜日、TOHOシネマ新宿へ『山田孝之 3D』を見にいく。 変わった映画を、これまでない映画をつくろう、という趣旨で制作されたのだろう・・・。 3D映像で飛び出した山田孝之が椅子にすわって、自分自身のことを語りはじめる。映像で描いた半自叙伝の…
荷風と東京(下) 『断腸亭日常』私註 (岩波現代文庫)作者: 川本三郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/10/16メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る 永井荷風の日記『断腸亭日乗』は、拡張高い文語体で綴られているので、これを…
狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ作者: 梯久美子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/10/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (32件) を見る 梯久美子(かけはし・くみこ)著『狂うひとー「死の棘」の妻・島尾ミホ』を、読了。 ★ 島尾ミホは、島尾…
BEATLE ALONE (ビートル・アローン)作者: 藤本国彦,Jerry出版社/メーカー: ミュージックマガジン発売日: 2017/04/18メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る このところビートルズ関連の本をいくつか買い込んだ。でも、判型が大きく、厚いものが多…
昨夜からネットで、安倍政権の卑劣な進め方に腹を立てながら、国会内の論議と、国会外の反対デモのインターネット中継を見ていた。元シールズの若者たちのラップ調の抗議に共感し、彼らのような若者がいることにちょっと安堵する。 朝になって予想通り「共謀…
妻といっしょに川越を早く出て、渋谷Bunkamuraの映画館へ、イラン・フランス合作映画、アスガー・ファルハディ監督の『セールスマン』を見にいく。 ほとんど説明のないままストーリーが進んでいく。濃密な映画的時間の流れ。説明過多と人物類型化の多いハリ…
6月5日月曜日。イオン板橋で、篠原哲雄監督『花戦さ』を見る。見ようとおもった動機は、中井貴一と佐藤浩市の出演。予告編を見たかぎりでは、信長=中井貴一、利休=佐藤浩市の配役は、とても興味を感じた。 ★ 『花戦さ』の主演は、野村萬斎。以前、犬童一心…
6月3日土曜日、「新宿バルト9」で、ロブ・ジョンストーン監督『ボブ・ディラン 我が道は変る』を見る。 若き日のディランの映像をたのしみにしていたが、だいたいはいつかどこかで見たものが多かった。映画全体が、証言者の何人かのインタビューが中心で、そ…
5月31日水曜日、イオン板橋へ成島出監督の『ちょっと今から仕事をやめてくる』を見にいく。 成島出監督作品では、『八日目の蝉』に感動した。『ソロモンの偽証』も青春モノの甘ったるさがなくてよかった。今回、ブラック企業を素材に扱った作品となれば、ち…
6月4日、日曜日。桶川の城山公園へ妻の運転でいく。ここはずいぶん昔に来たきりで、なかを散歩していても、昔の記憶がよみがえらなかった。 城山公園からすこしもどって、先日双子たちと来た平成の森公園へもう一度バラを見にいく。ここは菖蒲の咲く池もある…
5月28日、日曜日。朝、双子の姉妹にあいに的場の娘の家にいく。 双子の妹の方が風邪で幼稚園を3日ほど休んでいたが、もう元気になっていて、その熱が双子の姉の方へうつっていた。それでも、ふたりとも元気で、タブレットのYoutubeで、スーパーマンのハイラ…
5月27日土曜日、公開初日。イオン板橋で、河瀬直美監督の『光』を見る。映画館のある5階で妻と合流して、いっしょに見た。 河瀬直美監督と永瀬正敏のコンビというと、『あん』を思い出す。樹木希林の演技がすごかったが、寡黙な「店長さん」を演じた永瀬正敏…
5月15日木曜日、イオン板橋の映画館へ、ケネス・ロナーガン監督の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を見にいく。 予告編は、なんどか見ていたが、この手の映画はなかなか実際に見るまで判断がつかない。迷う背中を一押ししてくれたのは、「一日の王」とい…
5月21日、日曜日。川越から妻の運転で宮沢湖温泉「喜楽里(きらり)」へいく。ここがはじまったころは、いつも混んでいて湯船もたてこんでいたが、このごろは落ち着いているのか、きょうはゆったりはいれた。 露天風呂から、宮沢湖の風景を眺める。温泉を出…
5月20日土曜日。的場の娘・双子を連れ、川島町(埼玉県比企郡)の平成の森公園へ、バラのトンネルを見にいく。公園の駐車場は満杯で、係員の案内で川島町役場の駐車場へクルマを停め、公園まで歩く。距離はそれほどでもないが、ギンギンの真夏日で、炎天下を…
5月14日、日曜日。妻と川越を出て、新宿ピカデリー11時10分から、石井裕也監督『夜空はいつでも最高の青色だ』を見る。主演のふたり、池松壮亮(いけまつ・そうすけ)が内省的な演技ができるのはなんどか出演作品を見て知っていたが、もうひとりの主演を演じ…
5月8日月曜日。川越を出て東武練馬で降り、イオン板橋の初回上映で、三池崇史監督の『無限の住人』を見る。 三池崇史監督の映画は、残虐シーンが頻出するので、どちらかというと苦手だったけれど、今回はヒロインが杉咲花だったので、見にいく。 老婆に何か…
5月6日土曜日、イオン板橋で、降旗康男監督の『追憶』を見る。 見た動機は、安藤サクラ、長澤まさみ、木村文乃‥‥三女優の共演だったが、岡田準一、小栗旬、木村佑などの男優陣もよかった。ちょっと古めのしっかりした映画を見ているような感じがする。 女優…
川越を出て、上野の藝術大学の美術館へ「雪村展」を見にいく。ゴールデンウィークの上野公園はたくさん人が出ていた。とくに上野動物園は、入場待ちの行列が何列にもなって並んでいた。前回来たときは、桜が咲いていたが、いまは新緑がきれい。 藝大美術館で…
5月4日木曜日、祝日。 妻といっしょに、六本木の俳優座劇場へ夏目漱石原作の『それから』を見にいく。 『それから』は、男女の三角関係を描いた恋愛小説と、当時の社会を切った文明批評の側面がある。森田芳光監督の映画『それから』(2005年)は、恋愛のほ…
ゴールデンウィークの真ん中、5月3日。 的場の娘・双子を連れて、羽生の水族館へいくことになる。的場を出発してはじめは妻が運転していたが、慣れない道になってからは、わたしが運転を交代する。羽生の水族館は、子どもたちが小さいころ熊谷の家からなんど…
4月29日土曜日。きょうは、ポール・マッカートニーのコンサートを見る日。 この数年、ポールのコンサートを見るときは、いつもこれが今生のお別れかも、という覚悟でいく(リンゴもディランもそうだけど)。だから、思い残しのないように、悔いのないように…
《原爆の図》のある美術館――丸木位里、丸木俊の世界を伝える (岩波ブックレット)作者: 岡村幸宣出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/04/06メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 埼玉県の東松山市にある「丸木美術館」へは…
4月23日、日曜日。川越駅へ妻に送ってもらい、東中野の「ポレポレ東中野」へ、三上知恵監督『標的の島 風(かじ)かたか』を見にいく。チケットを買ってすこし時間があったので、1階にある喫茶店で、コーヒーを飲みながら、電子書籍で青木理(おさむ)著『日…
4月22日土曜日、11時半に妻と池袋駅で待ち合わせ、柴又へいく。S夫妻と待ち合わせていた時間は、午後1時だったが、予定より1時間早く着いたので、妻がその旨メールをしたらS夫妻も、まもなくやってきた。 「さくら」の銅像ができてから柴又へ来たのは、はじ…
4月16日、日曜日。朝早く、妻の運転で的場の娘の家へ、双子の元気な顔を見にいく。最近幼稚園へ行きはじめた。朝、母と別れるときは泣くそうだけど、あとはなんとか無事に行っているみたいだ。 娘夫婦は、お昼から来客があるそうで掃除に忙しい。妻とふたり…
4月15日土曜日、新宿武蔵野館へ、午前9時45分からジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督の『午後8時の訪問者』を見にいく。少し早く着いたので、映画館の近くのコーヒー屋さんで、ホットコーヒーとトーストのモーニング・セットで、軽い朝飯。 映…
4月5日水曜日、時間ができたので、中板橋の桜を見にいく。ここは、石神井川へ垂れ下がるように咲く桜が美しい。まだ満開ではなく、7・8分咲きくらい。来る前に刺身定食でホッピー2杯やってきたので、きょうはおとなしく桜だけ見物してアパートへ帰る。
4月3日の朝、イオン板橋で、パブロ・ラライン監督、ナタリー・ポートマン主演の『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』を見る。これが、はじまる前から眠くて映画がはじまっても、ぜんぜん目が覚めてくれない。 意識が少しもどると、ナタリー・ポートマ…
桜の季節になったが、この数日寒い日が続いたため、開花状況をみると、まだ満開には遠いらしい。午前、アパートを出て、浅草の隅田公園へいってみる。浅草へ出るのも、ひさしぶり。隅田公園は、ひとはだいぶ出ていたが、桜は三分咲きくらい。 隅田公園から、…