かぶとむし日記

映画、音楽、本の感想を中心に日記を更新しています。

映画

横浜聡子監督『いとみち』を見る(6月26日)

日付けがもどる。 6月26日(土)、天気忘れた(笑)。 渋谷の「ユーロスペース」へ、横浜聡子監督・脚本の『いとみち』を見にいく。コーヒー屋さんで40分ほど休憩して映画館へ。 ★ www.youtube.com 弘前市の高校に通う16歳の相馬いと。三味線を弾く時に爪に…

都議会議員選挙開票日〜韓国映画『幼い依頼人』を見る(7月4日)

7月4日(日)雨。「都議会議員選」開票日。 午前、北品川へ「健康診断」へいく。20〜30分。 前日の夜、食事をしてなかったので、帰り、品川駅で立ち蕎麦。 そのまま川越へ帰って、駅で妻と待ち合わせ、回転寿司でお昼。きのう1日お酒を飲んでなかったので、2…

映画『名も無い日』〜小説『麦本三歩の好きなもの』〜鶴ヶ島の「Izakaya たくと」(6月12日)。

日付が少し前へもどります。 6月12日(土)、晴れ。 朝、「イオンシネマ板橋」へ、日比遊一監督の『名も無い日』を見にいく。見にいった動機は、永瀬正敏とオダギリジョーの共演。 おもしろい組み合わせだとおもったのだが、、、 ★ www.youtube.com この映画…

「皆で声をあげましょう」(新宿・ベルク)〜韓国映画『逃げた女』(6月19日)。

新宿東口の地下「ベルク」の店頭には「WAR IS OVER!」の文字が。 6月19日(土)、朝から雨。 ホン・サンス監督、韓国映画『逃げた女』を見に、「新宿シネマカリテ」へいく。 有楽町ではなく新宿にしたのは、もうひとつ目的があった。 ネットを見てから気にな…

石井裕也監督、尾野真千子主演『茜色に焼かれる』を見る(6月6日)。

6月6日(日)。天気、忘れた(笑)。 きのう、鶴ヶ島の居酒屋で「生ビール、黒ホッピー・セット(+焼酎お替り)✖️2、生ビール」を飲んで、家へ帰ってからも、妻に止められながら、また飲んだ。朝起きて、からだがダルい。 午前中、家のなかで得意のゴロゴ…

佐藤二朗監督、山田孝之主演『はるヲうるひと』を見る(6月5日)。

6月5日(土)、晴れ。 サンシャイン通りにある「池袋HUNANシネマズ」へ、佐藤二朗監督の『はるヲうるひと』を見にいく。 www.youtube.com 重苦しい映画だった。架空の島にある売春宿を舞台にした話。因縁めいた話が映画を貫くストーリーになっているが、それ…

映画『明日の食卓』〜浅田次郎の短編集『夕映え天使』(6月3日)。

6月3日(木)、晴れ。 午前、「イオンシネマ板橋」へ、瀬々敬久(ぜぜ・たかひさ)監督の『明日の食卓』を見にいく。 瀬々監督の作品は、『最低。』(2017年)、『楽園』(2019年)、『糸』(2020年)など見ているが、どれもどこか不満が残った。 前・後編に…

映画『HOKUSAI』〜ポール・ギルバートの「It's All Too Much」(6月2日)。

6月2日(水)、晴れ。 きのうから都内の映画館が解禁された。オリパラを決行するため、自粛とか要請とかいって、市民をいじめまくるスガ自民党と小池百合子都知事に腹が立ってしかたがない。 そういえば、きのうアパートの近くの居酒屋が、堂々と提灯にあか…

映画『くれなずめ』〜関川夏央著『「一九〇五年」の彼ら』(5月16日)

映画『くれなずめ』。 5月16日(日)、曇り。 「ユナイテッドシネマわかば」へ、松居大悟監督の『くれなずめ』を見にいく。 早めについたので、軽くご飯を食べてチケットを発券、いったんショッピング・モールのお店を見る妻と別れ、ベンチで本を読みながら…

二度目の『街の上で』(5月8日)〜『まともじゃないのは君も一緒』(5月9日)。

映画『まともじゃないのは君も一緒』。 5月8日(土)、晴れ。 鴻巣市までクルマを1時間ほど走らせ、5月7日から拡大上映がはじまった「こうのすシネマ」へ、今泉力哉監督の『街の上で』を見にいく。わたしは2回目。妻ははじめて。 www.youtube.com 妻は、「…

妻沼の聖天様〜成瀬巳喜男監督『乱れる』(5月5日)。

妻沼(めぬま)の聖天(しょうでん)さま。国宝の建物(くまがや市商工会HPより) 5月5日(水)、晴れ。 ゆうべ妻が電話したら、明日は弟が休みだというので、近くをドライブして、「日帰り温泉→昼飲み」をやろうと予定を決める。 妻を乗せ1時間半ほどクル…

最高です、この映画〜今泉力哉監督『街の上で』を見る(4月17日)。

4月17日(土)、曇り。 朝一番で、「イオンシネマ板橋」へ、今泉力哉監督の『街の上で』を見にいく。 どんよりとしたいつ降るかわからない天気。 ★ www.youtube.com 「愛がなんだ」の今泉力哉監督が、下北沢を舞台に1人の青年と4人の女性たちの出会いをオリ…

吉田恵輔監督『BLUE/ブルー』を見る(4月15日)。

4月15日(木)、晴れ。 池袋の「グランドシネマサンシャイン」へ、吉田圭輔監督、松山ケンイチ主演の『BLUE/ブルー』を見にいく。吉田圭輔監督は『さんかく』(2010年)という作品を見てから好きになった。中学生女子に翻弄される男のダメさ加減が、コミカル…

クロエ・ジャオ監督の映画『ノマドランド』を見る(4月4日)。

だいぶ散りはじめた伊佐沼公園の桜のトンネル。 前日(4月3日)、最後の桜見物に、伊佐沼公園へいく。だいぶ散りかけていた。公園のなかを見て、沼の方を散歩していたら、白鷺が一羽いた。 ★ 4月4日(日)、曇り。 午前、いつ降り出すかわからない、どんより…

映画『騙し絵の牙』〜「ディスカバー・ビートルズ(最終回)」(3月28日)。

新河岸川の桜。 日曜日は、天気が悪くなる、というので、桜見物は、前日の3月27日に新河岸川(川越、氷川神社裏)へいってみた。 コロナ以前は、川沿いにずっと桜が咲いているので、ビールを飲みながら、散歩がてらよく歩いたが、今年はお店も出ていない。 …

東日本大震災の記憶と、天野千尋監督『ミセス・ノイズィ』(快作!)(3月11日)。

『ミセス・ノイズィ』。大高洋子(左)、篠原ゆき子、新津ちせ。 3月11日(木)、晴れ。東日本大震災から10年目にあたる日。 過去ブログで、2011年3月11日のことを振り返る。 スポーツクラブで汗をながしてから、いつもいくラーメン屋さんへいく。このお店は、…

岨手由貴子監督『あのこは貴族』をみる(2月26日)。

『あのこは貴族』。水原希子(左)と門脇麦。 2月26日(日)、曇り。 「イオンシネマ板橋」で、岨手由貴子(そで・ゆきこ)監督、門脇麦、水原希子主演の『あのこは貴族』をみる。 映画『あのこは貴族』予告編 都会に生まれ、箱入り娘として育てられた20代後半…

小説『暗夜行路』と映画『花束みたいな恋をした』(2月20日)。

2月20日(土)、晴れ。 前日「イオンシネマ板橋」で、土井裕泰監督『花束みたいな恋をした』を、午前9時10分からの上映分、予約。 その日、アパートを少し早く出て、発券をすませてから、あいているテーブルで、志賀直哉『暗夜行路』の最終部分を読了。 暗夜…

西川美和監督『すばらしき世界』を見る(2月11日)。

『すばらしき世界』。仲野太賀(左)と役所広司。 2月11日(木)晴れ。 東武東上線若葉駅近くの「ユナイテッド・シネマわかば」へ、クルマで30〜40分走り、西川美和監督『すばらしき世界』を見にいく。 公開初日。早く見たかった。 映画館のある「若葉ウォーク…

浪花千栄子出演の映画2本〜溝口健二監督『祇園囃子』、西河克己監督『伊豆の踊り子』(1963年版)。

自伝『水のように』を読んでから、わたしのなかで「浪花千栄子ブーム」がつづいている。 最近、浪花千栄子を中心にして、2本の映画を見た(どちらも amazonプライム)。 ★ 溝口健二監督『祇園囃子』(1953年)。 「祇園囃子」の若尾文子(左)と木暮実千代。…

小津安二郎監督の無声映画(活弁入り)『浮草物語』(昭和9年)を見る。

『浮草物語』。おたか(八雲理恵子)と喜八(坂本武) ★ 最近読んだ高橋秀実著『はい、泳げません』(Kindle版)がおもしろかった。 はい、泳げません作者:高橋 秀実発売日: 2013/09/27メディア: Kindle版 泳げない高橋さん(著者)が、水泳教室へ通って、桂…

小津安二郎監督の無声映画『出来ごころ』(昭和8年)を見る。

『出来ごころ』。春江(伏見信子)と喜八(坂本武)。 Amazonプレミアムで、小津安二郎監督の無声映画『出来ごころ』(1933年)を見る。 原案:小津安二郎 脚本:池田忠雄 活弁:松田春翆 ★ 喜八(坂本武)は、仲のいい歳下の同僚・次郎(大日方傳=おびなた…

小津安二郎監督の無声映画『大人の見る繪本:生まれてはみたけれど』(昭和7年)を見る。

Amazonプライムの動画配信で、小津安二郎監督の『大人の見る繪本:生まれてはみたけれど』(1932《昭和7》年)を見る。 脚本は、ゼェームス槇こと小津安二郎。 活弁は、松田春翆(二代目) ★ 父の健之介(斎藤達雄)は、会社では、専務・岩崎(坂本武)のお…

Amazonプライムで、無声映画(活弁入り)の名作がリストにはいった!(1月27日)。

二川文太郎監督、阪東妻三郎主演『雄呂血(おろち)』(1925年、大正14年)。 1月27日、水曜日。 午後、少し遠回りして川越駅周辺まで散歩。天気はわりとあったかいけど、風が強いので、伸び放題の髪が、アンヤンヤーになる(笑)。 「ウニクス川越」という…

『ワンダー・ウーマン 1984』に出ていたクリステン・ウィグ。

クリスティン・ウィグ。 ベン・スティラー監督の『LIFE!』を見て、クリステン・ウィグの賢くてやさしいヒロイン役に惹かれたが、そのときは彼女の出ている映画を見るのははじめてだとおもっていた。 ところが、出演作品を検索したら、2020年の最後に映画館で…

雨の日曜日〜ベン・スティラー監督『LIFE!』をDVDで見る(1月25日)。

1月24日、日曜日。朝からひさしぶりの雨。 健康診断のため、ひさしぶりに東京へ出る。雪または雨という天気予報だった。雪が降るとめんどうくさいな、とおもっていたけど、雨だけですんだ。 健康診断の帰り、アパートへ寄って溜まっている郵便物をカバンにし…

浪花千栄子の映画出演シーン(小津安二郎『彼岸花』より)。

映画『彼岸花』の浪花千栄子と山本富士子。 浪花千栄子の自伝『水のように』がおもしろかった、と妻にすすめたら、いま朝ドラでやっているモデルは、浪花千栄子だよ、といわれた。 それから、録画してもらい、ひさしぶりに朝の連ドラを見ている。主演の杉咲…

原発事故の直後を描いた映画『おだやかな日常』をDVDで見る(1月18日)。

1月18日、月曜日。 きょうもちょっと長めの散歩。 自分の住む町でも、あまりふだんは歩かない(クルマでとおりすぎてしまう)、町の路地から路地へ歩いてみた。 途中でお昼を食べようとおもったけど、食べ物屋がない。ラーメンでも、そば屋でも、定食屋でも…

光野道夫監督『おとなの事情 スマホをのぞいたら』を見る(1月17日)。

1月17日、日曜日。 1時30分ころ、息子が、カレーを持ち帰りで買ってくる。以前は、なんどか息子、妻、わたしでその店へ食べにいったが、店構えがちいさく、いつも客でいっぱいのお店なので、今回は息子に、持ち帰りで買ってきてもらった。 妻は中辛、息子は…

『声優夫婦の甘くない生活』と伊佐沼を散歩(1月16日)。

1月16日、土曜日。あったかい1日。 「ウニクス南古谷」へ、クルマで、エフゲニー・ルーマン監督の『声優夫婦の甘くない生活』を見にいく。イスラエル映画。 つるひめさんがブログで紹介していたので見たくなったが、都心へ出ていく勇気がないので迷っていた…